グレードを上げたワイングラスをデザインすると、オリジナリティ寄りのデザインを考えがちになることが多いです。
そこで、まずは伝統的なデザインをそのままに、グレードアップしたデザインを考えようと思いました。
先にグレードを上げている部分を紹介すると、
・カット難易度の高い八角籠目を難易度の高いかなり小さいサイズで削っている
・口元を薄く擦り、口当たりを良くしている
・ボウル部分を曲面からゴツゴツに変えて手触りを変えている
になります。
上の3つ全てにおいて、技術力の無い職人では加工出来ない技術となっております。
工数がかかるので日本においてもなかなかこのようなワイングラスは他に見ないかと思います。
上部はぐるりと一周八角籠目を削っており、下部は亀甲を全体に削り、クリアに透かしています。
亀甲のデザインを選択したのはワインを飲む人ならワインの色を確認する方も多くいらっしゃると思うので、それを考慮してクリアになる亀甲を選択しております。
またボウル部分は丸いのが当たり前ですが、切子を使っている特別感を手触りから感じて頂けるようにするために、ボウル部分の形状を変えるというのもテーマの1つでした。
手触りだけでなく、亀甲は見た目にも優れております。
特に飲料を入れた際に説明不可能なほどの美しい見え方をします。
口元は10パターンほど試作で削りましたが、半円状に削った場合が最も口当たりが良くなると断定したので、採用しております。
上部の八角籠目は元々のカット難易度もかなり高く、さらにサイズも一般的なサイズの半分くらいのサイズにて削っております。
細かいサイズにすることでグレードの高さを視覚から感じて頂けると思います。
また八角籠目の線を丁寧に1本1本磨いており、他の工房では見られない程の輝きを放っている細部のこだわりもあります。
伝統的なデザインを見た目だけでなく、口当たり、手触りなどにもこだわった品質の高い型です。
自分用、贈り物、お店のブランドイメージアップ等にご検討頂けると幸いです。
当工房の切子は江戸切子の伝統的な手法である「手磨き」というガラスの強度が保たれて高品質に仕上がる技術を用いて磨いています。
一方、世の中には「酸磨き」という酸にガラスを浸けてガラス全体をボロボロに溶かしながら磨くものもございます。
酸磨きのものは傷が付きやすく、色が落ちる可能性があるなどのデメリットがありますが、工数を抑えて値段を安く販売できて売れ行きがよくなるので、多くの工房や作家が酸磨きを行っております。
当工房の切子はカット面を1本ずつ研磨して磨いておりますので、ガラス本来の強度は失われておらず、洗剤やたわしでゴシゴシ洗って頂いても構いません。
熱湯、電子レンジ、食器洗い機は他のガラス製品と同じように使用できませんのでご注意ください。
取り扱い方については工房のホームページにて詳しく解説しております。
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