梅花散らし斜線文の色絵カップ/赤青緑

陶器　 手作り　　手描き　　一点物 口径7.8cm　高さ7.7cm 赤土に白化粧泥を塗り素焼きした後、赤や青、緑釉などの色釉と上絵具で彩色したカップです。 口縁には口当たりの滑らかな緑色の織部釉を、内側は白化粧泥を生かす透明釉を掛けてます。 釉や化粧泥は基本的に手塗りです。 刷毛の塗り跡や濃淡が味わいとなるんです。 モチーフは琳派の尾形乾山の梅花散文を参考にしてアレンジし制作したものです。 斜線を入れることでモダンアートのようなデザインになったかなと思っています。 色彩などは春信風になっております。 このカップは肉厚でポッコリほっこりしております。 ※　陶器（土もの）は磁器とは異なり、柔らかで温もりのある陶肌です。 また、使用には問題の無い程度のピンホール（釉穴）や小さな釉剥げなどもある場合がありますが、それらも「土もの」の個性であり、味わいと思っていただければ幸いです。 土もの特有の不完全な美と言いますか、魅力ですね。 陶器は土ものなので、実物を手にすると画像のイメージに比べて素朴な印象を持ちます。 しかし、それも最初だけで馴染んでくると、実物の良さと言いますか、質感や素朴さがしっくりくるようになりますよ