アパレルでも使用される上質なリネン生地を90×90cmの大判布(風呂敷)に仕立て、本藍染めで丁寧に染上げました。
リネン独特の、シャリ感のある肌触り。アパレルのシャツ地などに使われるほどの、柔らかく上等なリネン生地を使用しています。
風呂敷というと縮緬や、綿のものを思い浮かべますが、いかにも風呂敷といった感じや、ぺたっと重い質感の生地が多いものです。リネン糸のフラックスの柔らかく、ややシャリ感のある糸を、柔らかく、ほどよい密度と軽さに織り上げたリネン生地を見て、旅のお供の風呂敷や、インテリアにも使える大判布にしたいと思いました。
縫製糸にもこだわり、通常のポリエステル糸ではなく、本藍染めのような天然染めでも色が入りやすい糸を選び、縫製を行なっています。
サイズは90cm角ですので、旅行や、荷物を運ぶときにしっかり使えるサイズです。生地は薄めでかさばらないので、「大は小を兼ねる」使い勝手の良い仕上がりになっています。
染めは、本場の徳島で修行を積んだ藍染め職人による本藍染め。蓼藍を発酵させたスクモと、小麦の麸などを用いて藍甕で染め液を作り、日ごとにかき混ぜて発酵を促しています。発酵しないと染めが入らないため、春〜秋にかけてしか染めが出来ない本物です。
デニムのような、いわゆるインディゴと呼ばれる化学藍と本藍は大きく異なり、化学藍では一回で綺麗に色が入りますが、本藍は何回も色を染め重ねて色を深くしてゆきます。
濃紺にするには、十数回も、藍甕に浸けて、出して、酸化させることにより染め、を繰り返してゆきます。
糸に入りにくい本藍は、その分色が出にくく、デニムの化学藍のイメージである、「色落ち」という点では化学藍よりも強いといいます。(摩擦にはお気をつけください。)
本藍染めは製品染めのため、風呂敷自体が出来上がってから染めを行ないます。
そのまま浸けると無地になりますが、絞り(しぼり)という技法で、柄を入れています。
絞りは、藍甕に浸けて染めを行なうときに、布を折り畳んだり結んだり、針を通したり、布を絞って形を変えて染めます。
その布の形により、染料が入る部分、入らない部分に分かれます。
これを応用して柄にしたものが、絞り柄と呼ばれるのです。
型などがあるわけではないので、はっきりした色の境はなく、全てグラデーションになります。
白から濃紺までの無限の強さの藍色が入り交じる柄は、奥深く本当に美しいです。
【柄】
絞り柄の技法の一つである葉っぱのような形を配し、七宝と呼ばれる文様に。
このワンポイント以外は無地です。
無地に濃さが3段階あり、本ページの作品は最も薄い色です。
5回ほど染め重ねています。(他は10回、15回ほどです)
【素材】リネン100%(本藍染め)
【サイズ】90cm×90cm(製品染めをしているため、多少縮みなどによる誤差が生じますので、ご了承ください。)
【お取扱い上の注意】
最初の数回は、通常の洗濯物とは分けて洗っていただくか、水通しをしてください。
本藍染めの場合、いわゆるデニムほど大きな色落ちになることは少ないです。
摩擦等により、色が移ることはございますが、風呂敷としてのご使用範囲内であれば、問題なくお使いいただけると思います。
色が移った場合でも、洗えば落ちることが多いですが、使用時にはご注意下さいますようお願い致します。
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