誰が見ても同じデザインにしか見えないものは良いデザインではないと断定しているので、馬そのものを削る表現はNGだと考えております。
馬そのものではなく、馬具に着目する機転の利かせ方で表現する方向で考えだしました。
足の裏につける蹄鉄以外は馬具について知らなかったので、色々洗い出して調べた結果、馬銜(はみ)という馬具が切子で表現出来そうだというところで採用するに至りました。
馬の足の裏と、口元に近い部分に馬銜を置くデザインとなりました。
馬銜の部分は3か所ありますが、キャンパスの広さの関係で口元を擦っておりません。
しかし、それがアクセントを加えていてデザイン性としても優秀です。
最初にお水を飲んで欲しいのですが、口元を擦ることで口当たりをよくしているので、ただのお水がおいしく感じて頂けると思います。
馬銜、馬の足の裏の先端部分、蹄鉄の穴にあたる部分は消し加工により、擦りガラス状に仕上げております。
磨かない表現をワンポイント入れることでグラスの格式の高さを感じられるようになるので採用しております。
馬の足の裏は菊籠目(きくかごめ)という伝統的な文様をV字に近い形で入れております。
消し加工の部分と菊籠目は馬の足が地面に接地してすり減って白くなっている部分を表現しております。
菊籠目は伝統的な文様の中でもカット難易度が最も高いレベルのものです。
菊には無病息災、長寿、高貴など縁起の良い意味が込められております。
面白いデザインをしているので馬具がテーマだと言わなければ、人によって見え方はかなり変わると思います。
私が考える良いデザインの要件を満たせているのではないでしょうか。
テーマ性があり、デザインも良く、オリジナリティがあり、かなりの傑作が出来上がったと製作者自身非常に満足しております
自分用、贈り物、お店のブランドイメージアップ等にご検討頂けると幸いです。
当工房の切子は江戸切子の伝統的な手法である「手磨き」というガラスの強度が保たれて高品質に仕上がる技術を用いて磨いています。
一方、世の中には「酸磨き」という酸にガラスを浸けてガラス全体をボロボロに溶かしながら磨くものもございます。
酸磨きのものは傷が付きやすく、色が落ちる可能性があるなどのデメリットがありますが、工数を抑えて値段を安く販売できて売れ行きがよくなるので、多くの工房や作家が酸磨きを行っております。
当工房の切子はカット面を1本ずつ研磨して磨いておりますので、ガラス本来の強度は失われておらず、洗剤やたわしでゴシゴシ洗って頂いても構いません。
熱湯、電子レンジ、食器洗い機は他のガラス製品と同じように使用できませんのでご注意ください。
取り扱い方については工房のホームページにて詳しく解説しております。
商品介紹
商品資訊
運費與其他資訊
- 商品運費
- 付款方式
-
- 信用卡安全加密付款
- 轉帳付款
- 7-11 ibon 代碼繳費
- 全家 FamiPort 代碼繳費
- 信用卡分期 (3 期零利率) NT$ 2,572 / 期
- 信用卡分期 (6 期零利率) NT$ 1,286 / 期
- Alipay 支付寶
- AlipayHK 支付寶香港
- 悠遊付
- AFTEE先享後付(支援超商網銀電子錢包)
- 退款換貨須知
- 點我了解設計館的退款換貨須知
- 問題回報
- 我要檢舉此商品