長野県の最北部、野沢で職人が編んだあけびの蔓のかごバッグ。
あけびのかごバッグというと皮付きの濃い茶色のものが主流ですが、こちらのバッグは見た目が全然違います。
その理由は、皮を剥いでいるため。野沢ならではですが、温泉に1週間ほど浸け、その後水に浸けます。水分に浸けることで、皮を柔らかくし、皮を剥いでいます。こうすることにより、皮の分の重量がなくなるため、軽くなります。使い込んでゆくと、色が濃くなり、つやが出てくると言われます。
もともとは、あけび細工は皮なしだったそうです。皮ありになったのはここ30〜40年くらいとのこと。アジアから、安い籐が輸入されるようになってから、国産のあけびは価格も高く、少なくなっていきました。籐に見た目が似ているため、あけびを皮付きで分かりやすく差別化したという歴史があるようです。
今、皮なしを作ることができる職人はほとんどいません。皮なしに使うあけびは細く、非常に高い品質でなくてはできないため、最高級のものを使います。
あけびは今、原料が急速なペースでなくなってきています。栽培は非常に高くなるためできず、山の裾野に自生するあけびを採るそうです。
原料とともに、職人もいなくなってきていて、もう数十年で無くなるのではと言われています。
こちらのかごを製作する職人は、長くかごを製作されています。型を使ったかごも多いですが、型を使わずに編み込んでゆく製法で作られています。
青っぽい色、白っぽい色が混ざっていますが、どちらもあけびの蔓。部位にもよりますが、温泉に浸けると青っぽく変化し、水にただ浸けると白っぽくなるそうです。天然の植物の蔓ですので、細さも、こうした反応による色の出方もまちまち。編み込み形を作りながら、素材の色つやが活きるように、手作業で編み上げてゆきます。
限られた原料の中から、かごに使える質のものを選ぶため、2割程度は使えないそう。加えて、皮を剥くことで、3〜4割は軽くなる上、みっちりと編まれていて、その分たくさんのあけびを使います。
こうした理由から、皮なしのこのかごバッグはほとんど製作されないそう。職人自身も「特に気合いを入れて作った渾身のバッグ。自分で言うのもなんだけど、相当良い」と仰っています。50年は持つというこのバッグ。
皮がないこともあり、洗練された佇まいです。街中でも、お使い頂きやすいのではないでしょうか。普通のあけびのかごバッグとは一味違う、こちらの製品。自信を持っておすすめいたします。
【サイズ】
本体 37cm×15cm×26.5cm(持ち手12cm)
【重さ】
約600g
【素材】
あけび(皮なし)
【取扱い/修理対応について】
・アスファルトに置くなど、擦れにはご注意下さい。
・損傷が生じた場合は、可能な範囲で修理対応致します。ご相談ください。
商品介紹
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